■ 密殖を避ける ■

   かきの美味しさは主にグリコーゲンが豊富に含まれていることによります。身が大きければ大きいほどグリコーゲン含有量が多く、グリコーゲン含有量が多いほど水分の少ないしっかりした身に育ちます。グリコーゲンは多糖類の一種で、かきが含有する糖質の50%以上をグリコーゲンが占め、人体には疲労回復や体力増進に役立ちます。
   このような栄養価の高い「より大きいかき」を作るためには、養殖されているかきに、餌であるプランクトンが十分行き渡る環境が必要です。そのため、相生漁業協同組合では生産者の養殖筏(いかだ)を一人につき6台以下に制限する等の密殖を避け、現在、生産者は35名で筏は180台となっています。
   「身が大きく料理しても身が縮まない」という高い評価を得ているのは、かきの密殖を未然に防止していることも要因となっています。今後も、「より大きい美味しいかき」を全国のみなさんにお届けできるよう努めてまいります。